はじめにとか項目立てて書こうかと考えたがそこまでの気力が無いので適当に所感を述べる。
スピード系統とされる子系統を父母に詰め込んでクロスしまくって頑張るというのは皆さん既に周知のところだと思う。
自分がこのシステムについて問題と感じている点は主に2つある
・メジャーな系統にスピスタがなさ過ぎる
・スピード系統が多すぎる上に非自家製種が短に寄り過ぎており短長バランスを整えるのが難しい
以上2点から1薄がかなり厳しいゲームになるのが個人的に1番のストレスだ。
具体的に考えてみよう。
まず、父母に置ける子系統は、(父と系統が変わるような例外はいったん傍に置いておくとして)
8枠ある
現在自分が認識しているスピード系統は最低でも5つ存在する。
また、ベースのステータスとしてロードカナロア奇跡が最大値である(余談だが、そのうちダンチヒが来ると言っている人もいるけどスピード系統でキックが来ない限り本質的にはあまり変わらないのかなと思う)
奇跡の配合は、種側は見事ラインにも同じ系統を入れなければならない+肌側は肌肌父に置かなければならないのでここで2枠消費される。
8-5-2=1であるから、スピ最大値を狙った配合は自由に使える系統が1つしかない。
さらに、現状は晩成クロスによる最大値があるので、そこに晩を詰めた場合もはや自由度は存在しない。斤量緩和を加味した場合晩クロスを詰めなくて良いのは3歳クラシック路線だけである…と思う。
そう。たとえ1薄でなくても端から自由度は存在しないのである。
じゃあその前提に立って1薄を考えると、どうなるか。
・Nativeが1薄見事系統にあって、スピ系統を4代までに1つ含む
・スピ系統を2つ含む
のいずれかのみ、スピード最大値を出すことが出来る。
現時点でこのような実安AC種は、僕の知る限りリファールしか存在しない。
しかも、リファールは1薄見事にヘロドを使ってしまう都合クラリオンを2回使えないため最大値は出ない。
ヘイルに至ってはスタートからハビタットの欠損が確定している。
1薄で最大値が出ないゲームになってしまったのである。ニトロが10-18から5-12になってステイゴールド1薄で148-127-118を出したあの時が懐かしくて泣けてくる。
まあ1薄なんてそもそも…と考えている猛者は多いだろうが、1薄が封じられて生産出来るのは月3万↑ユーザーだけであり、歴による代償が効かないのは以前より数段致命的であると僕は考える。
現に、レオ蔵さん達は1薄研究会を発足して、それなりのユーザーを集めている(余談だが、僕がこのグループに参加しなかったのは、漠然と先に述べたような考えがあり食指が動かなかったのもある)
さらに、僕が認識しているスピード系統で短を増やさないで長クロスを盛れる究極種は
・ブッシュドノエル
だけである。だから、課金してタネを手に入れたところで結局時短に繋がらない(これ自体は賛否両論ある部分ではあると思うが…)
ここまで考えて、理論値を目指すのは割に合わないから、5×2を全部積み切るのは現実的に厳しいと踏んだ僕はニトロバランスも加味して以下のような配合を行った。
ダンスインザダークを子重ねし、ニホンピロウイナーで受けることで長を盛りつつ、ロードカナロアの非凡を狙う配合である。自家製はリュティエを薄めている。
実際に160前後の強強強強を産むことには成功したが、締切ギリギリだったのでお試しはあまり出せていない。
現実的な手間とコストを考えるとほぼ理想だと思うので、これで蓋を開けたら165前後だらけみたいな感じだとちょっと厳しいなと思う。
お金を払って努力したやつが上に行くというのは至極道理ではあるので、それについてはある程度仕方ない部分ではあるが、ちょっとイキスギな感じがあるというのが現状での認識である。
サ終まで着いていく所存ではあるが、現状のゲームシステムでやっていくには課金も含めた身の振り方は考えなければならないと感じた。
おわり